「日本凄絶史」平田弘史

 たまたまシグルイのテレカが届く前に、平田弘史の「日本凄絶史」を読み返して気持ちがむふーっと昂揚しておりました。

 何度読んでも凄まじい話と、迫力があり且つ清廉な絵に圧倒されます。
話の内容は過去に起こった事件を題材にしているのですが、武士の生き様…日本人の生き様というのが壮絶に描かれています。凄い!(なんとなく、後半にいくにしたがってメランコリックな話しになっていくけどね〜)

 そしてそれにもまして、絵ができておる!平田弘史はその道の巨匠なので、今更私が言うまでもないが、絵がも〜〜、ひとつの完成型に到達しておる!一分の隙もなく完璧だ!
(まー好みは人それぞれあると思うが、うまいものはうまいよねー)

 着物のシルエットが美しい!
袖や裾さばきが美しい。(ちゃんと糊がきいてそうだ…笑)
着物のバランスと人間の体型があっている。着物ってやっぱり、日本人の体型をカバーする様になっているんでな〜とか思う。(笑)

(余談ですが、漫画でいつも着物を着ている子が主人公だったりするのに、激しく着物の描き方が間違っていると腹立つ&萎える。「アレンジ」とかではなく根本的に構造が間違っているの。ちょろっと登場人物で出すならともかく、着物の主人公…と決めた時点で、少しは資料とか参考にしろよといいたい。
 男の人は気にならないみたいですが、女の子の間では、割と話題になります。「ちょっとアレみた〜?」みたいに。…男性は着物を着る機会あまりないからかな。)

うわー、話、それた。

 長くなったので「血だるま剣法」については、まだ後日!!

■「日本凄絶史」ぜったい、買い。
……と思ったら画像がなかったので、のせません。

■ロボのサイトはこちら。
「ロボ部屋」http://www5b.biglobe.ne.jp/~emma/