スノウホワイト

 諸星大二郎の新刊がきたー♪
流石に近所の本屋(複数)には何度もがっくり感を味あわされて来たので、今回はアマゾンでぽちっとな、しときました。サンキューアマゾン、助かったぜ!

スノウホワイト グリムのような物語

スノウホワイト グリムのような物語

 今回は何だか、本屋の一般書コーナーに置いても違和感ない様な装丁。「グリム」という題材に合っていていい感じでステキだ。こんな本、「ちくまの○○書シリーズ」とかでありそう。

 この中では「七匹のヤギ」と「ラプンツェル」が好みでした。あら、こう書いてみると、どっちもSF風味の作品だわ?
キャラクターではソーセージがいっぱい出てくるので、ソーセージがやたら印象強い(笑)なんかぷりっぷりの茹で立てソーセージが食べたくなります。

 「小ねずみと小鳥と焼きソーセージ」の焼きソーセージ君がかわいいのですが、お話し的にはかなり身につまされるとこがあって、軽く鬱になりますね。ちょっと最後泣きそうになった。悲惨な感じで、どうしようもなく終わる雰囲気が宮沢賢治の「猫の事務所」を思い出しました。
 そんな話の内容とはうらはらに見た目かわいいよソーセージ(笑)頭半分食われてちぎれているとことか。